これは近所の公園にたむろしていた小学生から学んだことだ。もっとも直々にご教授していただいたワケではなく、公園にある植え込から道路の真ん中まで走り出てきて、
「チンコ！」
と大声で叫び逃げる。そんな小学生の様から学んだことなのだ。よくよく考えれば、確かにあたしも小学生時分には「チンコ！」と叫べばそれだけで楽しい気分になった覚えがある。
なんとも微笑ましいコトではないか。
しかし、今のあたしにはきっと道ばたで「チンコ！」なんて叫ぶチカラはない。
理由は非常にカンタンで「チンコ」という言葉の持つソレ以外の意味を理解してしまったからだ。
そりゃあ、大人になればイロイロ使うのだし、ソレを知っていくコトも、つまりは大人になるってコトだ。
植え込みの小学生達。
彼らが植え込みに隠れ、「チンコ！」と叫んで逃げるのは、きっとその辺を感覚的に理解しているに違いない。植え込みから飛び出し、大声で叫んで逃げていく後ろ姿を見ながら。大人になってもその力強さを持ち続けてほしいと思う反面、このクソガキが！と思ったりもしている。
イロイロ知ってる大人は複雑なのだ。
なんなら見せてやりたいくらい。
　
　
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まあ、どこのあゆみさんかは聞かないでいただきたいが、つい先日、あたしは知り合ったのだ。
あゆみさんはいつもにこやかでおおらかだ。そしてタイヘン礼儀正しくて、あたしのようなヘンタイにも平等に接してくださるまるで神様のような人だ。
会った瞬間にぎゃーとかけーとか叫んだりもしない。とにかくいい人なのである。
ただ、そんなあゆみさんにも少しだけおかしなところがある。
自分のコトを「あゆ」って言うあたりだ。あたしをあたしと言うあたしに言われたくはないだろうが、これは少しヘンだと思う。だってあゆみさんはちゃんとした大人なんだもの。
件の浜崎あゆみさん以来、世のあゆみさん達はこぞって自分たちをあゆと呼び始めた。
街角で「あゆ」学校で「あゆ」ピロートークでもきっと「あゆ」だ。これは萎える。
しかし、世のあゆみさん達が自分を「あゆ」と呼ぶのなら、ソレをやめないのなら、いっそ法律でも作って義務化を図ればいいのだ。
その名も「あゆ法」。
まあ、名前なんかどうでもいいが、あゆ法さえ決まれば世のあゆみさん達はみーんな自分を「あゆ」と呼ばねばならない。
石田あゆみだって例外ではないし、奥田あゆみも例外ではない。ちなみに奥田あゆみが誰かって話だが、我が友人奥田クンの母君で、気っ風と恰幅の良さが売りの肝っ玉母さんだ。
あゆの太腕繁盛記である。
　　
　
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なんて言えるワケないのだ。鼻水とヨダレとナミダで顔をくしゃくしゃにしながら「さ゛よ゛う゛な゛ら゛〜゛」ってモンだ。イキオイ「〜」にまで濁点が付いてしまうくらい、そのニュースはつらく切ない。
なにしろ看護婦さんがいなくなってしまうのだからその痛みと言ったら筆舌に尽くしがたいものがあるのだ。
なんでも「…保健婦助産婦看護婦法改正案を臨時国会に議員提案する方針を固めた。…」と言うこと。ナニがナニやら判りませぬが、コレが決まると看護婦は見事「看護師」になってしまうと言うことなのだ。ガッカリ。
思い起こせば10年弱。あたしと看護婦さんの関わりは長く、あの輝かしい青春の一頁から今に至るまで様々な看護婦さんと共にあった。女教師や高校生に目を奪われた時期もあるが、白衣やらピンク衣やら水色衣やらとのめくるめく日々を思い出し今。
「濡れ濡れ看護婦　真昼の診察室」が「濡れ濡れ看護師」になったとしてあたしは。
今まさに愛が試されている！
　
　
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やはりロケハンなのだが、行く前に行ったリサーチによると埼玉県秩父の荒川村はアルフィーの向かって左側の出身地らしい。
マイパートナーがそう言っていたのでソレがカノジョの小粋なジョークでなければ、なんかしらゆかりのモノがあるに違いない。なんて思っていたら案の定、立ち寄った荒川村道の駅に設置されている地図の中に「アルフィー」って場所があった。
なるほどなるほど。
人間偉くなれば生きてるうちに地名になれるのだなぁなんて感心してしまった。しかし、なにより埼玉県荒川村アルフィーって地名はなんだかオシャレだ。年賀状やお歳暮の季節もやってくることだしイッチョ引っ越してみるか？なんて思う。
が、後日電話で確認したところ地名ではなくペンションか何かの名前だと言うことで。
現実はそんなモノだねと思いつつも、実はまだ少しだけ信じている。ココロ密かにそんな地名があってもいいじゃないかと思っている。
　
　
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ちなみにロケハンとはロケーションハンティングの略で、乱暴に説明するなら「撮影場所を決めるための下見」なのだが、それよりもなによりもあたし人生の初山梨である。ロケハンはもちろん大事だが、初山梨なのである。
そりゃもう朝から大変だった。なにしろ初めての土地だもの。なにが待ち受けているか判らない。
そして入県直後、早速の洗礼。「ほうとう」である。無知なあたしにはコレがなんだか判らない。同行した監督に聞けば、「長野で言う葡萄みたいなもの」「ひとつ1600円くらい」「ゴハンと一緒にも食べられる」だそうで。そして、あたしの頭の中はこうだ。
「一粒1600円もする超高価なブドウのようなモノをおかずに山梨県民はメシを食っている」
山梨の県民性を本気で疑っている。「ホウトウ？ホウトウねぇ？」なんて疑問符を並べながら、ブドウをおかずにメシを食うのはどうかと。
監督としては「長野で言う葡萄」てあたりで「名物だよー」なんて説明をしたつもりだろうがそうはいかない。
わずか3時間チョットの滞在の間にあたしの中に山梨は「葡萄でメシを食うおかしな県」としてインプットされたのだ。
そして、その後山梨県を出て今に至っても「ホウトウ」がなにか判らない。
いや、判っている。「一粒1600円もする超高価なブドウのようなモノで山梨ではメシのおかず」ソレがホウトウだ。
　
　
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生まれて初めてそう思った。
睡眠とテレビとステレオのおかげでどうにかこうにか乗り切ったが、寝て起きて、テレビ見ながら音楽聴きながらサザンの詩を口ずさんだだけの一日はどうかと思う。
うなじとか、やせた腰とか、からめてとか。Handjobとかマンピーだとか。ブツブツブツブツ歌ってみたが、桑田佳祐じゃないあたしではただのヘンタイになってしまう。
コレを格好良くやらかしてしまうサザンをスゲェなぁと思うと共に、なぜ自分が桑田佳祐でないのか真剣に悩んだ。
未だ思春期を脱せない25才の一日である。
　
　
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なにが？ってモンだろうが、そのあたりはなんとなく察していただきたい。なんとなくで結構なのだが、とにかく事態は水に流せないのである。
そして、そんなこんなで友人ともめてしまったのだ。
人生の半分を連れ添った大切な友人である。たいへん残念なことだ。
しかし、便器内のウンコが流れないのでは。しかもそのことを黙ったままヤツは帰り、何も知らずにあとからトイレに入ったあたしの見た光景ときたら！
怒り心頭でヤツに電話しても、
「まあまあ、水に流せよ」
ときたモンだ。流せないモノは流せない！何度ジャーとやっても流れないのだ。
今度ヤツの家に行ったら同じ事をしてやろうと、流水にも負けないウンコに堅く誓うのである。
　
　
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近所の公園で友達複数人とサッカーをしていて、
「コンビニィ、パース！」
なんて言われてた。
端から見るとまるでイジメみたいに見えるが、きっと本人達にその自覚はないだろう。家がローソンとかなのであだ名がコンビニなのだろうから。コンビニ自身がどう思ってるかは別として。
ところで、あたしの友達にはセブンというヤツがいた。言わずもがな、家がセブンイレブンだったからなのだが、セブンの弟はイレブンだった。
小学生とは斯くも残酷なものだと、今更ながらに思う。


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と言っておいてなんだが、このヤキモキという言葉がホントはどんな意味なのかいまいち不明瞭だ。格好良くいうなら感性で理解してる。つまり理解できてない。ということなのだが。
ので、早速辞書で調べてみたら「…気をもんでいらだつ様」（岩波国語辞典第四版）だそうだ。
なんてコトだろう！
つまりあたしは今、気をもんでイライラしているのだ。気をもんでいるのだ。
まさか、この世にチチ以外に揉むものがあろうとはオモイもしなかったが、つまりあたしは今そういう状態らしい。
ヤキとモキのどこにそんな意味があるかは知らないが、確かにふたつくっつくとそんなカンジがしないでもなくもない。どうにもハッキリしないが、そう思えなくもなくもないのだ。
そして、そんな曖昧なヤキモキにやはりヤキモキしている。
ヤキヤキモキモキだ。


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と書けば賢明な諸氏には理解いただけると思うが、この「には」ってあたりにあたしの「自分も賢いぜ」的な思想を感じずにはいられないが、とにもかくにも「サイアク!」と言われたのはチンコが立たなかったからではなく、ウェブサイト設置の感想ボタンの「サイアク!」を押されましたと言うことなのだ。
今のところ両手足で足りるくらいしか感想をいただいてないが、その二割弱はサイアク!メールだ。しかも匿名でサイアク!とだけ刻印されているのだからステキだ。
当初、サイアク!なんて書かれたメールが来てもさほどショックは受けまいと思っていたのに、いざ自分の元に届いたソレを見るだに心臓と腎臓と肺が止まるのショックを受けた。
つまり、スゴイショックを受けたと言うことだ。
これはなんだかウレシイ。
スゴクウレシイコトだ。
なにしろ「そんなショック受ける分けないじゃん。あたしって冷静に自分評価してるし、サイアク!もスバラシイ!も適当に流すじゃん？」くらいのイキオイだったわけだから、如何に自分にまだ期待してるかということを再確認できちゃった。
そして、自分の中のそういうのに気付いちゃたモノだからまだまだあたしも捨てたモンじゃないなぁ、なんて思ってしまう。
そうなのだ。あたしはまだまだ捨てたモンじゃない。
サイアク!でショックを受けたり、スバラシイ!で飛び上がったり。チンコだって立っちゃうのだ。
　
　
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とは言うが育つ時期も過ぎた子が20時間睡眠のはいかがなものかと思う。
ただいま帰省中のあたしは、普段の生活も祟ってかこうも寝てしまった。
起床時間午後8時、普段よりもひどい。帰省したから規則正しい生活になるかといえば大間違いだ。
寝て、起きて、飯食って、寝る。これにセックスが加われば三大欲求大満足。
人間として当然の姿だと思う。
国民の三大義務なんてクソ喰らえだ！
　
　
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初恋は甘酸っぱかったり苦かったりで、青春も酸っぱかったりしょっぱかったりする。
生まれてしまった後は死ぬしかない人間は、その時まで老い続け様々なことを経験する。
そして、終に酸いも甘いも噛み分けたとなったときに、味わった経験で酸いと甘いの範囲が決まるのだろう。
その有り様は百千。
正解なんてあるワケないし、明確な間違いだってないだろう。
だから、ファーストキスがレモン味ではなくCCレモン味だって、
「そんなモンだよな」
なんて笑っていられる。フィレオフィッシュ味だって笑っていられる。
そんな曖昧さバンザイ！
ただ、ウンコ味とかだと考えちゃうだろうなぁ。なんて考えた。
だってウンコは曖昧に出来ないもの。
　
　
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NHK連続テレビ小説を見てのことだが、それ以前から、もしかしたら精子の頃から大阪弁にやられていた可能性すらある。
「なんでですのん？」とか「どうしたん？」とか想像しただけで腰骨が溶けそうなくらい。
だいたい日本語なのに「ん」で終わるその意味が分からない。コレはプリン以来の衝撃なのである。
大阪弁を話すプリンとかが現れたらあたしはもうダメだろう。明治乳業もプッチンプリンとか作ってる場合じゃない！
本気でそう思う。
　
　
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といってもウェブサイトにいろいろ手を加えようと思って失敗しただけなのだが。もう少しで出来そうなのに出来ない様は、なんだか不二子ちゃんに手玉に取られてるようで悪くない気分だ。
ウェブサイトに限らずそんな考えで世の中渡っていけたならきっと上手くいくだろう。
挫折の味だって甘いに違いない。
モノは考えようなのだ。
そうなのか？
　
　
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胸の内に秘めたもやもやを訴えたいと相談したところ、思春期かよと一蹴された。
それならばと「しゃべり場」出場を目論むが、自分にあれほどの勢いがないことに気が付く。
若さとはイキオイだと実感した。
　
　
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なべての人がバブルがはじけたと言ったが、はじけた。と、ハジケた。では意味が違うように思う。
どうせならハジケてくれてた方が、今が幾分かマシだったように思うが、「ハジケた」からこその今なのだと思い直す。
なるほど世の中巧くできてる。
　
　

横から吹き出る泡にドキドキしながらジャグジーを堪能した。
隣で老人も堪能していたが、どうもジャグジーの真ん前に尻を持ってきている。
正確には肛門。
どうやらウォシュレット的使用法を試みているご様子。
そして静かに上下運動を繰り返す老人。
ビデ洗浄も忘れない。


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途中で折れてしまったタバコにフィルター代わりにティッシュを巻いて吸ったのだが。
真っ黒になったティッシュにひどくショックを受けたので。
今日もタバコは吸っていたが、それは禁煙をやめたときの分。
あたしの意志の強さにはいつもいつも驚かされる。


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　以前からコチラで書いていた長めのものはウェブサイトの方に移転します。
　んで、コッチには近況とかをできれば毎日書いていきます。いければいいね。いくでしょう。

　そんなわけです。
　本日は、連絡まで。
　
　

　人は昔から多くの動物達と関わり生活してきた。
　例えば牛とか豚とか鶏とか。
　ビーフとかポークとかチキンとか。
　カタカナにすると俄然美味しそうだが、人と肉との、いや動物との関わりは、別に食用としてではなく。なんだかいまいち説得力に欠けるが、革パンとかウールとかカシミアとか。とにかく長い歴史の中で人と動物はくんずほぐれつ、互いにくしゃくしゃになりながら生きてきた。
　その歴史を紐解けば、羊は1万2000年前、ヤギは1万年前、牛や豚は9000年前から家畜として存在していたらしい。もっともあたしが紐解いたわけではないし、その実際を見たわけではないので真偽のほどは判らないが、エライ学者さんはそう言っていた。
「馬や鶏でさえ5000年前ですし、ロバやラクダだってそれに近い頃なんですよ」
　だそうなのだ。何が「でさえ」で「だって」なのかは知らないが、とにかく彼らが家畜化されたのはそのくらい昔で、それほど長い間人間はイロイロ食べたり、イロイロ加工したりしてますよ。ってコトらしい。
　人間と家畜の歴史は長く深いのである。
　ちなみに、日本における家畜としては1万年前、縄文時代まで遡り、犬が唯一の家畜として当時の日本人と仲良くやっていたのだそうだ。それを食べていたかどうかまでは話していただけなかったが、あたしはきっとそのくらいはやらかしていただろうと期待して止まない。
　そんな当時の日本人に食べられていた、かも知れない犬達だが、その後狩猟用やら番犬用やら柴犬用やら秋田犬用やらと用途、種類ごとに細分化され今や愛玩用である。ちなみに新種としてはAIBOあたりもそうなのだろうが、彼らは食べられない。
　ところで、先日のことだ。ドラックストアで犬用シャンプーなるものを見つけた。
　そういえば、あたしも実家にいたときに我が家の飼い犬をよくシャンプーしたものだ。水をかけると嫌がり、シャンプーを泡立てると暴れたあのお犬様は今も健在なのだが、そのシャンプーを見て一時、懐かしい思い出に浸ってしまう。なんとも心地の良い時間だったが、シャンプーに張られたラベルを見て首を傾げてしまった。
　何しろソコには、
「愛犬用」
　と書いてあったのだから。
　なんのつもりだろうか。この商品独自の表記なのだろうかと思い、他のものも手に取ってみたがほぼすべての商品に「愛犬用」「愛猫用」の表記。
　コレはおかしくないか？
　わざわざ自分で飼う犬や猫である。愛してるに決まっているではないか。いちいち愛犬用とか表記せずとも「犬用」で十分だ。なんなら「犬用。人にも使えます」とかでもいい。わざわざ「愛」を付けるからには何か意味が欲しい。
　例えば同じ商品で「そうでもない犬用」とか「そこそこの猫用」があるとか。
　しかし、どの棚を探しても「そうでもない犬用」なんて商品は見あたらないし、「そこそこの猫用」も無い。見えてくるのは「愛愛愛愛…」。愛の大行列である。
　啓蒙活動か何かだろうか？しかし、いくらあたしが非常識だって「嫌いな犬用シャンプー」で他人の飼い犬をシャンプーして回ろうなんて考えないし、野良猫を集めて「そこそこの猫用シャンプー」でおフロ大会も開かない。売っていたって買わないだろうし、そんなこと考えたって実行しないのに。
　でも、商店街のドラックストアはその有り様だ。
　棚に整然と並ぶ「愛」を見るだに、「生類憐れみの令」なんていう愛を思い出すのは、きっとあたしだけでは無いだろう。