歯医者 その1

2001年12月28日
子供みたいな意見で申し訳ないが、あたしは歯医者が大っキライだ。それは別に怖いとかではなく、たいへん漠然としたモノで申し訳ないのだが、歯医者にたいして言いしれぬ不安感を持っている。それは不信感と言い換えてもいい。
要は「信用できないんじゃい!」ということなのだが、引っ越しの度に新たなお医者を開拓するのが面倒で、この不信感を理由にもう10年以上歯医者には行っていなかった。
今回の歯痛の時も「痛みよ、時間とともに無くなってくれぃ」とココロから思ったのだが、あまりの痛みと蓄積された疲労で見事に発熱してしまい、さすがにまずかろうと言うわけで、あきらめて歯医者に行くことと相成った。
しかし、ドキドキとバクバクが交互に訪れる我が心臓にムチ打って訪れた一件目の歯医者は「年末だから」という理由で診察を拒否。なんてコトだろう!このうら若き乙女の告白、まさにその瞬間にも似たドキドキをコトもあろうか、年末だからでヒョイとかわしやがったのだ。駅前の歯医者のクセに。
もう、信用ならん。
ただでさえ不信感の固まりのあたしを優しく出迎えるどころか寒風吹きすさぶ駅前に逆戻りさせるとは!歯医者とはなんて冷酷非情な人種なのだろう。
歯医者なんて絶対行ってやるモノか!そうココロに誓おうとしたのだが、やはり歯が痛い。熱もある。仕方がない。
そんなわけで、あたしはズキズキと痛む右頬を押さえながら二件目の捜索にかからざるをえなかったのだった。
つづく。
 
 

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