ジャズとトイレと粋な教養
2001年1月19日 あたしの友人に艦長というあだ名の人がいる。別に宇宙戦艦とか潜水艦とかを運転してる人ではないが、みんなから艦長と呼ばれている。まあ、艦長と呼ばれるくらいだから波動砲くらいは撃てるに違いない。
ところで、その艦長が数日前あたしにジャズのCDを貸してくれた。
「コレは良いものだよ」
って言って貸してくれたので、コレでも聞いて少しは教養を高めろってことだろう。あたしとしても賢くなるにやぶさかでではないし、良い機会なのでジャズでも聴いてソレっぽく振る舞ってやれと思い聞き始めたのだが、何曲か聞いているうちに、小学校時代の教師のことを思い出した。彼はあたしが小5の時の担任で、たいへんなジャズ好きだった。帰りの学級会で本日の一曲などと粋なマネをしてくれたものだが、彼は豆知識もたいへん豊富な男だった。
いつだったか、彼が授業中突然ウンコの話をはじめたことがあった。なんでも人間どんなにウンコをしようとも体の中から完全にソレが無くなることはないので、赤ちゃんの時のモノとかが体の中には残っているのだという。当然、小学生であるあたし達は「おお〜」と言う感嘆と共にその豆知識を迎えいれたものだが、それに気を良くした彼は、もう一言余計なことも言いやがった。
「口と肛門は繋がってるからな。どうしてもウンコが出ないときは口を大きく開けて『あ〜』って言うと出るようになるぞ」
コレはたいへんなことである。如何に彼が笑って言おうと、豆知識にくらくらきている田舎のガキ共に、それが冗談だと見抜けようか。
数日後、便秘になったあたしは何の迷いもなく家のトイレで叫んで親にバカ呼ばわりされたし、あたしの友人ヨッチャンことヤマウチヨシオクンも見事にバカの仲間入りを果たした。
そんなこんなで、バカが急増した我が小学校だったが、ソコを卒業して10年以上たった今もあたしは、もしかしたら…と思っている。そして、先日某所のトイレで試してめでたくバカを卒業し、ヘンタイになった。
そのヘンタイが今日もソレっぽくなるために必死にジャズを聴いているのだが、さて。少しは教養が身に付いただろうか? 艦長に会うのが楽しみになってきたのだ。会ったらヤツに向かって言ってやろう。
「艦長、知ってるか? 口と肛門って繋がってるだろ。どうしてもウンコが出ないときはな…」
そんな教養だ。
おしまい。
ところで、その艦長が数日前あたしにジャズのCDを貸してくれた。
「コレは良いものだよ」
って言って貸してくれたので、コレでも聞いて少しは教養を高めろってことだろう。あたしとしても賢くなるにやぶさかでではないし、良い機会なのでジャズでも聴いてソレっぽく振る舞ってやれと思い聞き始めたのだが、何曲か聞いているうちに、小学校時代の教師のことを思い出した。彼はあたしが小5の時の担任で、たいへんなジャズ好きだった。帰りの学級会で本日の一曲などと粋なマネをしてくれたものだが、彼は豆知識もたいへん豊富な男だった。
いつだったか、彼が授業中突然ウンコの話をはじめたことがあった。なんでも人間どんなにウンコをしようとも体の中から完全にソレが無くなることはないので、赤ちゃんの時のモノとかが体の中には残っているのだという。当然、小学生であるあたし達は「おお〜」と言う感嘆と共にその豆知識を迎えいれたものだが、それに気を良くした彼は、もう一言余計なことも言いやがった。
「口と肛門は繋がってるからな。どうしてもウンコが出ないときは口を大きく開けて『あ〜』って言うと出るようになるぞ」
コレはたいへんなことである。如何に彼が笑って言おうと、豆知識にくらくらきている田舎のガキ共に、それが冗談だと見抜けようか。
数日後、便秘になったあたしは何の迷いもなく家のトイレで叫んで親にバカ呼ばわりされたし、あたしの友人ヨッチャンことヤマウチヨシオクンも見事にバカの仲間入りを果たした。
そんなこんなで、バカが急増した我が小学校だったが、ソコを卒業して10年以上たった今もあたしは、もしかしたら…と思っている。そして、先日某所のトイレで試してめでたくバカを卒業し、ヘンタイになった。
そのヘンタイが今日もソレっぽくなるために必死にジャズを聴いているのだが、さて。少しは教養が身に付いただろうか? 艦長に会うのが楽しみになってきたのだ。会ったらヤツに向かって言ってやろう。
「艦長、知ってるか? 口と肛門って繋がってるだろ。どうしてもウンコが出ないときはな…」
そんな教養だ。
おしまい。
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